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経営活動と決算の概況 明治安田生命 | 明治安田生命の現況 2016[統合報告書]

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(1)

経営 動の概況 96

保険契約の概況 99

一般勘定資産の運用状況 100

基礎利益 102

社員(ご契約者)配当について 104

ルベン ー・ ー ン 率 105

実質純資産額 106

含み損益 107

資本等の 実 108

ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー(EEV) 110

資産・負債等の概況 112

収支の概況 114

経営活動と決算の概況

04 Disclosure 2016

(2)

04

経営 動と決算の概況

04

経営活動の概況

●経営環境

 平成27年度の日本経済は、内外需とも確たるけん引役不在のなか、停滞局面が続きました。また、金融市場 では、世界景気の減速懸念や、原油安等による投資家のリスク回避姿勢の強まりから、年末以降株安・円高が 進んだほか、長期金利は1月に日銀がマイナス金利政策を発表したことを受け、マイナス圏まで低下しました。

●主要な指標

 平成27年度の経常収益は、リスク管理上の観点から一時払終身保険等の収入保険料を計画的に抑制し たこと等により保険料等収入が減少し、また有価証券売却益の減少等により資産運用収益が減少したこと 等から、4兆2,354億円と前年度を下回りました。経常利益は、経常収益の減少等により、3,009億円と前年 度を下回りました。また、当期純剰余は、価格変動準備金繰入額291億円を特別損失に計上したこと等によ

平成27年度の概況

※1 基金の総額には、基金償却積立金を含んでいます。

※2 保険業法施行規則第86条および第87条ならびに平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づいて算出しています。なお、保険業法施行規則の改正により、平 成27年度からソルベンシー・マージン総額の算出基準が一部変更されています。

※3 剰余金処分対象額に占める配当準備金等に積み立てる金額の割合とは保険業法施行規則第30条の4の規定により計算した金額に占める社員配当準備金 及び社員配当平衡積立金に積み立てる金額の合計額の割合です。

※4 人事制度改正に伴い、平成26年度末より一部対象範囲を変更しております。

※5 相互会社における社員とは、保険契約者のことです(剰余金の分配のない保険にのみご加入の契約者を除く)。

※6 保有契約高とは、個人保険・個人年金保険・団体保険の各保有契約高の合計です。なお、個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時 における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。

※7 団体年金保険保有契約高については、責任準備金の金額です。

(単位:淥万円) 項  目

経常収益 経常利益 基礎利益 当期純剰余 基金の総額※1 総資産

 うち特別勘定資産 責任準備金残高 貸付金残高 有価証券残高

ソルベンシー・マージン比率※2

業員数※4 社員(契約者)数※5 保有契約高※6  個人保険  個人年金保険  団体保険

団体年金保険保有契約高※7 利差

剰余金処分対象額に占める配当準備金 等に積み立てる金額の割合※3

平成27年度 4,235,455

300,953 459,903 218,472 730,000 36,576,681 799,603 31,060,996 4,949,867 29,535,980 938.5% 100.15% 41,045人 6,649,498人 197,116,091 71,193,761 14,003,510 111,918,819 7,345,422 4,558,629

383,854 506,344 265,255 730,000 36,469,024 864,990 30,164,629 5,052,238 29,242,263 1,041.0% 87.27% 40,793人 6,599,848人 199,965,617 74,463,264 13,866,218 111,636,133 7,133,678

1,819億円 1,686億円

平成23年度 平成24年度 平成26年度

4,741,249 421,664 460,405 239,387 670,000 34,317,745 822,310 29,210,826 5,136,765 27,204,427 945.5% 86.44% 37,129人 6,594,786人 203,846,500 78,971,945 13,868,566 111,005,988 6,970,502 1,193億円 平成25年度 6,081,039

371,772 370,982 172,007 520,000 29,664,157 712,519 26,469,306 4,967,486 22,222,184 749.6% 90.70% 38,176人 6,480,031人 210,721,747 88,851,239 12,702,634 109,167,874 6,512,315

4,691,035 396,951 394,544 235,537 620,000 33,000,742 771,030 27,812,655 5,198,145 25,632,690 930.3% 87.13% 37,574人 6,541,873人 207,080,934 83,389,526 13,563,364 110,128,043 6,683,296

192億円 425億円

直近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標

(3)

04

経営 動と決算の概況

04

97

●個人営業

 営業職員チャネルにおいては、医療・介護等の第三分野商品をはじめとする平準払保障性商品の販売拡大 と強固な販売サービス態勢の構築に取り組んでいます。

 商品面では、医療環境の変化やお客さまのライフサイクルの変化にあわせて保障内容を毎年柔軟に見直すこと ができる医療保障商品「メディカルスタイル F」を平成27年6月に発売したほか、同年8月には、死亡保障に介護保 障を組み込んだ一時払介護終身年金保障保険「パイオニアケアプラス」、無配当とすることで保険料負担を軽減し 受取率を高めたこども保険「明治安田生命つみたて学資」の2商品を発売し、商品ラインアップを拡充しました。  販売サービス態勢面では、都市部において、平成27年4月に新卒の営業職員チャネル(MYRA)を創設し、 マーケットでの競争力とお客さまサービス態勢の強化に取り組んでいます。こうした取組みにより、営業職員数 は3万人を上回る水準で推移しており、販売サービス態勢の強化が進んでいます。

 また、Jリーグとのタイトルパートナー契約等を活用したイベント・キャンペーンに加え、相続をはじめとし た各種セミナーの開催、Web等を活用したプロモーションの展開等を通じて、新たなお客さまとの接点拡大 に取り組んでいます。

●代理店営業

 銀行をはじめとする金融機関窓口販売では、お客さまの多様なニーズにあわせた商品を提供しています。平 成27年11月には死亡保障に介護保障を組み込んだ一時払介護終身年金保障保険、平成28年1月には平準払 逓増終身保険を発売し、商品ラインアップを拡充しました。法人代理店や税理士代理店等については、委託先 の拡大および関係強化を通じ、法人マーケットの開拓を進めるとともに、代理店への教育・支援を推進してい ます。

●法人営業

 団体保険については、制度改善や付加価値サービス等の提案を進めるとともに、制度未導入団体への新設 や既導入団体における加入者数増加に向けた対策を推進しています。

 また、第三分野商品の販売拡大に向け、平成28年4月引受開始の医療新特約の導入提案を進めています。  団体年金については、多様化するお客さまの運用ニーズにあわせ、特別勘定での受託および媒介業務を通 じた投資顧問子会社商品のコンサルティング販売を推進しています。

 このほか、法人営業が持つ顧客基盤とノウハウを活かし、営業職員の職域基盤開拓等を推進しています。

●事務サービス品質の向上

 個人保険分野では、お客さまの視点から事務サービスを抜本的に見直す「事務サービス改革」に取り組ん でいます。また、ご契約者と連絡が取れなくなった場合に備え、特にご高齢のお客さまに第二連絡先の登録を おすすめするとともに、平成27年4月に「MY長寿ご契約点検制度」を創設し、長寿の節目を迎えられるご契 約者のご連絡先と各種お手続きの有無を確認しています。さらに、「アンダーライティング改革」においては、 保険引受範囲を拡大するとともに、平成28年1月から新契約申込み手続きの電子化を開始するなど、より幅 広いお客さまへの生命保険サービスの提供をめざしています。

平成27年度の主な取組み

り、2,184億円と前年度を下回りました(詳細はP114をご覧ください)。

 基礎利益は、年金資産の時価変動部分に係る費用負担の増加や、金利低下・株価下落等の影響による責 任準備金の積増負担増加等により前年度を下回りました(詳細はP102、P103をご覧ください)。

(4)

04

経営 動と決算の概況

04

 企業保険分野でも、お客さまの利便性および満足度のいっそうの向上をめざし、「法人事務サービス改革」 に取り組んでいます。平成27年4月からインターネットサービス「MY法人ポータル」の運用を開始したほか、 ご請求手続きの事務取扱ルールの緩和、保険金・給付金等の支払事務システムの高度化に継続的に取り組 み、迅速かつ確実にお支払いするための態勢整備を進めています。

●海外保険事業

 5ヵ国6社の既存投資先の業績は概ね事業計画に沿って推移し、平成27年1月-12月期の税引前利益(持 ち分相当)合計額は89億円となりました。

 また、グループ全体での収益拡大や事業ポートフォリオの多様化等によるご契約者利益のさらなる向上を 企図し、平成28年3月に米国生命保険グループであるスタンコープ社を完全子会社化しました。

●資産運用

 資産運用面では、サープラス・マネジメント型ALMの考え方に基づく運用を基本としつつ、超低金利環境や 市場動向に対応した効果的な投融資によって、高位安定的な収益の確保をめざしています。

 具体的には、外貨建債券を中心に買入れを行なったほか、国内金利の上昇局面では円建債券への投資も 行ないました。加えて、収益力向上の観点から、国内企業の発行する社債、外国企業の発行する社債や株式等 を投資対象としたファンド等への投資を行ないました。また、政府が進める日本再興戦略等を後押しすべく、 国内外の成長分野への投融資を推進しており、平成25年10月から平成29年3月までの3年半で4,000億円 の投融資枠を設定し、取り組んでいます。

 このほか、資産健全性の確保を目的として、国内金利上昇の予兆管理の高度化を進めるとともに、市場環 境の変動に備えたコンティンジェンシープランを段階的に整備しています。

 なお、当社は、「スチュワードシップ責任を果たすための方針」に基づき、長期的な視点から、投資先企業の持 続的成長への取組みやコーポレートガバナンスの態勢等について継続的かつ建設的な対話を行なっています。 また、こうした対話を通じて適切に株主議決権を行使しており、その適切性について定期的に検証しています。

●資本政策・リスク管理

 資本政策・リスク管理については、財務基盤の健全性の維持・向上に向け、リスク削減等を引き続き進める とともに、自己資本を着実に積み増し、リスク耐性のさらなる向上に取り組んでいます。

 資本政策面では、今後導入の見込まれる経済価値ベースの規制への対応等を勘案し、中期経営計画にお いて、内部留保と外部調達を組み合わせ、自己資本を5,000億円以上積み増すことをめざしています。この計 画をふまえ、内部留保の積増しに加えて、平成27年10月に米ドル建劣後特約付社債20億米ドル(2,383億 円)を発行し、自己資本の着実な積立てを推進しています。

 また、国際的な会計基準・監督規制の動向等を鑑み、経済価値ベースの企業価値指標であるヨーロピアン・ エンベディッド・バリュー(EEV)を中期経営計画での経営目標の一つに掲げ、継続的な企業価値の向上に取 り組んでいます。

 リスク管理面では、統合リスク管理態勢を段階的に整備するなかで、リスクとソルベンシーの自己評価の充実 や統合リスク量・サープラス計測の精緻化など統合リスク管理の高度化と経営への活用に取り組んでいます。  あわせて、日銀のマイナス金利導入に伴う超低金利に対応して、貯蓄性商品を中心に販売抑制等の負債コント ロールを行なう一方で、国内金利急騰等の市場環境の変化に備えたアクション・プランを段階的に整備しています。  また、オペレーショナルリスクへの対応として、統制状況をモニタリングすることにより事務リスクの未然 防止を図るとともに、情報システムのセキュリティ対策を推進しています。

(5)

04

経営 動と決算の概況

04

99

保険契約の概況

平成25年度末 11159億円

※明治安田アセットマネジメントの団体年金資産残高(確定拠出年金向け投資  信託純資産残高を含む)は時価残高を記載しています。

(単位:兆円) 150

100

50

0 平成27年度末

■保有契約高(団体保険)

1119,188億円

平成26年度末 1116,361億円

医療保障・生前給付保障等

(単位:億円) 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0

■新契約の年 算保険料(個人保険・個人年金保険)

(単位:億円) 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000

0 平成27年度末

医療保障・生前給付保障等 21,966億円

■保有契約の年 算保険料(個人保険・個人年金保険)

平成25年度末 21,252億円

3,429億円 医療保障・

生前給付保障等 3,679億円

平成26年度末 21,413億円

3,537億円

(単位:兆円) 10

8 6 4 2 0

明治安田生命  明治安田

ループ団体年金資産残高

明治安田生命

明治安田

84,192億円

平成27年度末 7兆3,454億円

1兆738億円

81,409億円

平成26年度末 7兆1,336億円

1兆72億円 医療保障・

生前給付保障等

平成25年度 1,788億円

258億円

平成27年度 1,849億円

363億円

平成26年度 1,692億円

326億円

78,207億円

平成25年度末 6兆9,705億円

8,502億円

 個人保険・個人年金保険については、年換算保険料(各契約について、お払い込みいただく保険料を1年 あたりに換算した業績指標)が、新契約(転換・保障見直し・特約変更による純増加額を含む)では1,849億円

(前年度比9.3%増)、このうち医療保障・生前給付保障等の第三分野に係る新契約では363億円(前年度比 11.2%増)となりました。また、保有契約全体では2兆1,966億円(前年度末比2.6%増)、うち第三分野に係る 保有契約では3,679億円(前年度末比4.0%増)となりました。

 団体保険は、新契約高が6,293億円で、年度末保 有契約高は111兆9,188億円(前年度末比0.3%増) となりました。

 団体年金保険の年度末保有契約高(責任準備金 の金額)は、7兆3,454億円となりました。なお、明治 安田アセットマネジメントが受託している団体年金 資産を加えた、明治安田生命グループ全体での団体 年金資産残高は、8兆4,192億円(前年度末比3.4% 増)となりました。

個人保険・個人年金保険

団体保険

団体年金保険

平成25年度末 11159億円

※明治安田アセットマネジメントの団体年金資産残高(確定拠出年金向け投資  信託純資産残高を含む)は時価残高を記載しています。

(単位:兆円) 150

100

50

0 平成27年度末

■保有契約高(団体保険)

1119,188億円

平成26年度末 1116,361億円

医療保障・生前給付保障等

(単位:億円) 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0

■新契約の年 算保険料(個人保険・個人年金保険)

(単位:億円) 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000

0 平成27年度末

医療保障・生前給付保障等 21,966億円

■保有契約の年 算保険料(個人保険・個人年金保険)

平成25年度末 21,252億円

3,429億円 医療保障・

生前給付保障等 3,679億円

平成26年度末 21,413億円

3,537億円

(単位:兆円) 10

8 6 4 2 0

明治安田生命  明治安田

ループ団体年金資産残高

明治安田生命

明治安田

84,192億円

平成27年度末 7兆3,454億円

1兆738億円

81,409億円

平成26年度末 7兆1,336億円

1兆72億円 医療保障・

生前給付保障等

平成25年度 1,788億円

258億円

平成27年度 1,849億円

363億円

平成26年度 1,692億円

326億円

78,207億円

平成25年度末 6兆9,705億円

8,502億円 平成25年度末 11159億円

※明治安田アセットマネジメントの団体年金資産残高(確定拠出年金向け投資  信託純資産残高を含む)は時価残高を記載しています。

(単位:兆円) 150

100

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0 平成27年度末

■保有契約高(団体保険)

1119,188億円

平成26年度末 1116,361億円

医療保障・生前給付保障等

(単位:億円) 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0

■新契約の年 算保険料(個人保険・個人年金保険)

(単位:億円) 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000

0 平成27年度末

医療保障・生前給付保障等 21,966億円

■保有契約の年 算保険料(個人保険・個人年金保険)

平成25年度末 21,252億円

3,429億円 医療保障・

生前給付保障等 3,679億円

平成26年度末 21,413億円

3,537億円

(単位:兆円) 10

8 6 4 2 0

明治安田生命  明治安田

ループ団体年金資産残高

明治安田生命

明治安田

84,192億円

平成27年度末 7兆3,454億円

1兆738億円

81,409億円

平成26年度末 7兆1,336億円

1兆72億円 医療保障・

生前給付保障等

平成25年度 1,788億円

258億円

平成27年度 1,849億円

363億円

平成26年度 1,692億円

326億円

78,207億円

平成25年度末 6兆9,705億円

8,502億円

(6)

04

経営 動と決算の概況

04

一般勘定資産の運用状況

 資産運用につきましては、

① 資産区分ごとの負債特性、内部留保(リスクバッファー)、必要収支、保険商品・販売戦略等をふまえた ALM運用の推進

② 資産運用リスク管理機能のいっそうの高度化および安定収益資産を中心にすえた運用の継続、価格変動 リスクの抑制による資産健全性の維持・向上

③ ALM運用に準拠した適切なリスク認識を前提とした運用付加価値の向上

等に取り組むことにより、お客さまに信頼される資産運用を実施することを基本方針としています。

ALM

Asset Liability Management(資産負債の総合的な管理)の略称です。ALMの基本的な役割は、保険契約に基づく保険金・給付金等(負債キャッシュフロー)の特 性に応じた資産運用を行なうこと、また、資産運用の環境を商品設計・販売戦略等に適切に反映させていくことです。

 ALM運用を基本としつつ、国内で超低金利環境が継続するなかでも高位安定的な収益を確保する観点か ら、内外金利や為替水準に留意したうえで、市場環境に応じた効果的な資産配分を行ないました。具体的に は、外国公社債の積増しを図りつつ、国内金利の上昇局面では公社債を買い入れました。

 平成27年度末の一般勘定資産残高は、前年度末から1,761億円増加し、35兆7,895億円となりました。主 な資産配分は、以下のとおりです。

 公社債につきましては、金利上昇局面を捉えた買入れを実施し、前年度末から4,320億円の増加となりまし た。株式につきましては、保有銘柄の株価下落等により、残高は前年度末から6,316億円の減少となりました。外 国証券につきましては、米国スタンコープ社の子会社化や、外国公社債の積増しなどにより、前年度末から5,107 億円の増加となりました。貸付金につきましては、返済が貸出を上回ったことにより、前年度末から1,023億円の 減少となりました。不動産につきましては、物件の売却等により前年度末から271億円の減少となりました。

平成27年度末 47.5% 10.0% 22.1% 13.8% 35兆7,895億円 公社債 株式 外国証券 貸付金 不動産その他 一般勘定資産

平成25年度末 50.5% 10.0% 17.9% 15.3% 2.8%3.6% 33兆5,045億円 資産配分の状況

4.1% 2.5%

平成26年度末 46.5% 11.8% 20.8% 14.2% 2.6%4.1% 35兆6,133億円

 平成27年度の日本経済は、原油安が下支えとなったものの、内外需とも確たるけん引役不在のなか、停滞 局面が続きました。個人消費は、賃金の伸び悩みなどを背景に、家計が節約志向を強めたことで、低調な推移 となりました。輸出は、新興国景気の減速の影響を受け、回復ペースが上がらない状況が続きました。設備投 資は、更新・維持投資を中心に、緩やかな回復にとどまりました。公共投資は、予算規模がほぼ前年並みにす え置かれるなか、減速傾向となりました。金融市場は、世界景気の減速懸念や、原油安などによる投資家のリ スク回避姿勢の強まりから、年末以降株安・円高が進みました。長期金利は、1月に日銀がマイナス金利政策 を発表したことを受け、マイナス圏まで低下しました。

運用環境

運用方針

運用の概況

(7)

04

経営 動と決算の概況

04

101

 資産運用収益は、利息及び配当金等収入の減少・有価証券売却益の減少等により、前年度比83.4%の 7,881億円となりました。一方、資産運用費用は、金融派生商品費用の増加等により、前年度比157.5%の 1,510億円となりました。以上により、資産運用収支は、前年度比75.0%の6,370億円となり、基礎利益上の 運用収支等の利回りおよび運用利回りは、前年度に比べて低下し、それぞれ2.60%、1.99%となりました。

2.54% 2.64% 2.60%

2.71% 2.72% 1.99%

平成25年度 平成26年度 平成27年度 基礎利益上の

運用収支等の 利回り 運用利回り

利回りの状況

●基礎利益上の運用収支等の利回り

●運用利回り

資産運用収支 一般勘定資産日々平均残高

基礎利益中の運用収支-社員配当金積立利息繰入額 一般勘定責任準備金

※基礎利益上の運用収支等の利回りの詳細はP102をご覧ください。

 自己査定の結果、価値の毀損の危険性が高いと判断された資産については、その度合いに応じ、自己責任 原則に基づき適正な償却・引当を実施し、資産の健全性を確保しています。

 また、償却・引当規程を定め、同規程に則り償却・引当を実施することにより、恣意性を排除しています。

貸倒引当金

貸倒引当金のうち個別貸倒引当金は、現時点で既に不良化している債権に対し、個別に回収不能となる見込額を計上するものです。一般貸倒引当金は、現時点では 不良化していない債権につき、将来回収できない可能性に備えて計上するものです。具体的な計上方法は上図のとおりです。

資産運用収支

 貸付金のうち、返済状況が正常でない債権を「リスク管理債権」といいます。平成27年度末のリスク管理債 権額は201億円、貸付残高に対する比率は0.41%と、きわめて低い水準を堅持しています。

 また、「債務者区分による債権」とは、貸付金のほかに未収収益等を含めた債権を、債務者の財政状態およ び経営成績等に基づいて区分したものです。平成27年度末の正常債権を除いた債務者区分による債権額は 204億円と、リスク管理債権額とほぼ同額となっています。

164

37

64,114

166 102.2%

32 97.8% 4 100.0%

201 204 101.5% 54

貸付条件緩和債権

延滞債権

正常先

正常債権

(正常先)

債権残高×貸倒実績率※2

(要奃意先) 債権残高×貸倒実績率※2

債権残高×貸倒実績率※2

対象額※3×貸倒実績率※2 対象額※3×100% 一般貸倒引当金

9

3

27 個別貸倒引当金 要管理債権

危険債権 要奃意先

破綻懸念先

実質破綻先 破産更生債権及び これらに準ずる債権 破綻先

貸付金、貸付有価証券、支払承売見返、 未収収益(上記資産に係るもの)、 仮払金(貸付金に準ずるもの) 破綻先債権

(対象資産) (対象資産)

貸付金

合 計 合 計 合 計

3ヵ月以上 延滞債権

リスク管理債権 自己査定の債務者区分 債務者区分による債権 保全率※1 貸倒引当金の計上方法

※4

不良債権と引当・保全状況 (平成27年度 ) (単位:億円)

※1 保全率は、「担保・保証等により回収が見込まれる額」と「貸倒引当金」の合計額が債権額に占める割合です。

※2 各々の区分における過去の貸倒実績率等に基づき、予想損失額(正常先は1年、その他は3年)を引当てています。

※3 対象額は債権残高から担保・保証等により回収が見込まれる金額を控除した残額です。

※4 表中の一般貸倒引当金と個別貸倒引当金の合計金額のほか、その他の資産に係る貸倒引当金の合計金額13億円を含んでいます。

不良債権の状況

適正な償却・引当

(8)

04

経営 動と決算の概況

04

順ざやを維持し、引き続き高い収益力を確保しています。

利差(順ざや/逆ざや)の状況

平成26年度に引き続き順ざやを確保し、1,819億円の利差益となりました。

※1 基礎利益上の運用収支等の利回りとは、基礎利益に含まれる一般勘定の運用収支から社員配当金積立利息繰入額を控除した額の、一般勘定 責任準備金に対する利回りのことです。

※2 平均予定利率とは、予定利息の一般勘定責任準備金に対する利回りのことです。

※3 一般勘定責任準備金は、一般勘定部分の責任準備金について、以下の方式で算出しています。なお、一般勘定部分の責任準備金には、危険準 備金、変額保険等を対象に積み立てている追加責任準備金は、含まれていません。

(期始責任準備金+期末責任準備金-予定利息)×1/2

 「基礎利益」とは、保険料等収入や保険金・事業費支払等の保険関係の収支と、利息及び配当金等収入を 中心とした運用関係の収支からなる、生命保険会社の基礎的な期間損益の状況を表わす指標です。  平成27年度の基礎利益は、4,599億円(前年度比9.2%減)となりました。

基礎利益

4,599 億円

※1 損益計算書上の責任準備金等繰入額のうち、臨時損益に相当する金額を除いています。

※2 キャピタル損益:経常収益・経常費用である資産運用収益・資産運用費用のうち、有価証券の売却損益等です。

※3 臨時損益:経常収益・経常費用のうち、基礎利益・キャピタル損益以外の個別貸倒引当金戻入額・繰入額、危険準備金戻入額・繰入額や追加責任準備金繰入 額等です。

(詳細は、P178をご覧ください)

基礎利益A(

 基礎収益

  うち保険料等収入   うち資産運用収益  基礎費用

  うち保険金等支払金   うち責任準備金等繰入額※1   うち資産運用費用

  うち事業費 ピタル損益B※2 綤 損益C※3 経常利益A B C

4,604 45,206 36,162 7,582 40,602 22,761 12,300 227 3,520 1,334 1,721 4,216

5,063 43,723 34,084 8,428 38,660 25,963 7,174 239 3,484 1,143 2,367 3,838

平成25年度 平成26年度 平成27年度

(単位:億円)

4,599 42,272 33,578 7,799 37,673 23,011 8,538 572 3,556 1,135 454 3,009

 生命保険会社は、保険料を計算するにあたり、将来の運用収益の見通しをもとに、契約時にお客さまにお約束す る運用利回りである「予定利率」を使用しています。この予定利率により見込んでいる運用収益と、実際の運用収益 との差額を「利差」といいます。なお、予定利率により見込んでいる運用収益を実際の運用収益が上回る状態を「順 ざや」、下回る状態を「逆ざや」といいます。

利差(順ざや/逆ざや)とは

利差の算出式

1,819

利差 億円 一般勘定責任準備金

※3

28

8,452

億円

基礎利益上の 運用収支等の利回り※1

2.60

平均予定利率

※2

1.97

(9)

04

経営 動と決算の概況

04

103

※1 法定の剰余金処分対象額に占める割合は100.15%です。

※2 平成27年度より基礎利益の内訳の算出方法を一部変更しています。

※3 退職給付費用における年金資産に係る数理計算上の差異の費用処理額を除いた費差。

(詳細は、P178をご覧ください)

基礎利益の状況

 生命保険会社の基礎的な期間損益の状況を示す指標である「基礎利益」は、その内訳として「利差」「危険 差」「費差」の「三利源」から構成されています。

 当社では、ご契約者をはじめとして、広く一般の方に対して、期間損益の増減要因等を含め、経営状況をよ りご理解いただくために、「三利源」の状況を開示しています。

三利源とご契約者への配当還元までの流れ

基礎利益 4,599億円

当期未処分剰余金 2,206億円

ご契約者 の配当

(社員配当準備金) 1,657億円※1

[ 三利源とは ]

[ ご契約者 の配当 ] 有価証券等の売却損益・評価損、

臨時損益、税金など 1,819億円

利 差 A

利 差 2,679億円 A

B 危険差

危険差 B

99億円 C 費 差

費 差 C

保険料算定時に想定した利率に 基づく予定運用収益と実際の運 用収益との差額

保険料算定時に想定した保険事 故発生率に基づく保険金・給付 金等支払予定額と実際 の 保険 金・給付金等支払額との差額 保険料算定時に想定した事業費 率に基づく事業費支出予定額と 実際の事業費支出との差額

基礎利益から、有価証券の売却損益や評価損、 臨時損益、税金等を加減した最終的な剰余のな かから、配当としてご契約者に還元しています。 基金償却準備金など

4,604 1,193 2,875 535 607

5,063 1,686 2,928 448 497

4,599 1,819 2,679 99 444

平成25年度 平成26年度 平成27年度

基礎利益※2   利 差   危険差

  費 差

く年金資産の 価変動部分※3

(単位:億円)

A B C

有価証券償還益の増加等により133億円の増 加となっています。

金利低下・株価下落等の影響による責任準備 金の積増負担増加等により248億円の減少と なっています。

年金資産の時価変動部分にかかる費用負担増 加等により、348億円の減少となっています。

三利源について

(10)

04

経営 動と決算の概況

04

(平成28年度にお支払いする社員配当については、P186をご覧ください)

 例えば、毎年配当タイプのご契約においては、各予定率に対応した「利差配当」「危険差配当」「費差配当」を 毎年の社員配当としてお支払いしています。

 社員配当の分配に際しては、直近年度における決算の収支状況、会社の将来にわたる財務健全性の向上、 各ご契約の剰余への貢献度等を勘案し、配当率を設定しています。

 なお、個人保険・個人年金保険で配当基準利回り(実績相当の利回り)が予定利率を下回るご契約の場合、 利差配当がマイナスとなりますが、そのマイナス分はご契約(主契約+特約)単位で危険差配当・費差配当と 相殺します。この結果、金額がマイナスになった場合は、お支払いする配当金額をゼロとしています。

実績相当の利回り

保険料計算上 予定した利率

会社の財務健全 向上、 ご契約の剰余 の 度等を勘 し、配当率を

利差配当 として お支払い

社員(ご契約者)

配当 保険金・給付金等のお支払いの状況 により、お支払いする配当

危険差配当

事業費支出の状況によりお支払い する配当

費差配当 運用収支の状況によりお支払いす る配当

利差配当

社員(ご契約者)配当の仕組み(保険料の事後 算)の

メー [利差配当の綰] 個人保険・個人年金保険( 年配当タ プ)の

社員(ご契約者)配当の構成

 ご契約者からお払込みいただく保険料は、将来お支払いする保険金・給付金をもとに、ご契約期間中に得 られる運用利息、ご契約の管理に必要な経費等を見込んで計算しています。具体的には、資産の運用収支、保 険金・給付金等のお支払い、事業費支出について、それぞれ予定利率、予定発生率、予定事業費率の予定率 をあらかじめ設定し、これらの予定率に基づき保険料を計算しています。生命保険のご契約は長期間にわた るため、将来の事象を正確に予測することは困難であることから、予定率の設定に際しては、将来の保険金・ 給付金のお支払いを確実に行なえるよう、ある程度の安全を見込んでいます。

 ご契約以降は予定と実績との差により損益が発生しますが、差益(剰余)が生じた場合はご契約者への還 元を行ないます。これが毎期の決算でご契約者に分配する社員配当です。したがって、お支払いする社員配当 は保険料の事後精算の意味合いがあり、また、毎年の決算の状況によって変動します。

 平成27年度決算では、基礎利益は減益となりましたが、個人保険・個人年金保険については、中長期的に 安定した配当還元を実施する観点から配当率をすえ置きとしました。

 団体保険につきましては、保険収支の状況等を勘案し、配当率をすえ置きとしました。

 団体年金保険については、個人保険・個人年金保険の配当特性と異なり、キャピタル損益も含めた運用収 益を毎期直接的に還元するものとして配当率を設定しています。平成27年度決算では、団体年金資産区分の 運用実績等をふまえ、配当率を引き下げることとしました。

社員(ご契約者)配当について

平成27年度決算に基づく平成28年度社員(ご契約者)配当率の概要

社員(ご契約者)配当の仕組み

(11)

04

経営 動と決算の概況

04

105

*保険業法施行規則第86条および第87条ならびに平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づいて算出しています。なお、保険業法施行規則の改正により、平成 27年度末からソルベンシー・マージン総額の算出基準が一部変更されています。

*最低保証リスク相当額は、平成8年大蔵省告示第50号第2条第4項に規定する標準的方式に基づいて算出しています。

(詳細は、P169をご覧ください)

(単位:億円) 項  目

(A) ルベン ー・ ー ン総額

①基金等

②価格変動準備金

③危険準備金 一般貸倒引当金

(その他有価証券評価差額金(税効果控除前)・繰延 ッジ損益(税効果控除前))×90%(マイナスの場合は100%) 土地の含み損益×85%(マイナスの場合は100%)

全期チルメル式責任準備金相当額超過額 負債性資本調達手段等(劣後ローン、劣後債等)

全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性資本調達手段等のうち、マージンに算入されない額 控除項目

その他(税効果相当額等)

保険リスク相当額

第三分野保険の保険リスク相当額 予定利率リスク相当額

最低保証リスク相当額 資産運用リスク相当額 経営管理リスク相当額

(B)リスクの合計額 ( 2 2

ルベン ー・ ー ン 率 (A) 100

(1/2) (B)

平成25年度末 55,292

9,510 4,808 6,604 45 22,581 2,281 7,718 1,000

742 11,695 1,208 522 1,575 92 9,634 260 945.5%

平成26年度末 71,906 10,299 4,924 6,673 16 35,820 2,469 9,904 1,000

797 13,814 1,189 535 1,541 97 11,762 302 1,041.0%

68,054 10,795 5,216 6,755 13 28,573 2,819 9,668 3,383

829 14,502 1,186 560 1,502 88 12,487 316 938.5% 平成27年度

予測を超えたリスクにも対応できる支払余力を確保しています。

 「ソルベンシー・マージン比率」とは、大災害や株価の暴落等、通常の予測を超えて発生するリスクに対応で きる「支払余力」を有しているかを判断するための行政監督上の指標の一つです。この数値が200%を下回っ た場合は、監督当局による業務改善命令等の対象となります。平成27年度末のソルベンシー・マージン比率 は、938.5%(前年度末差102.5ポイント減)と十分な支払余力を確保しています。

価格変動準備金

株式等の価格変動の著しい資産について、その価格が将来下落したときに生じ る損失に備えて積み立てる準備金で、資産運用リスクのうち価格変動リスクに 対応します。

全期チルメル式責任準備金相当額超過額

当社が積み立てている責任準備金のうち、「全期チルメル式による責任準備金額」 と「解約返戻金相当額」のいずれか大きい方を上回る部分です。全期チルメル式と は、責任準備金の計算上、ご契約時に必要となる費用をご契約の初年度に一括 計上し、保険料払込の全期間を通じて償却していく方式であるため、当社の積立 方式である平準純保険料式と比べると責任準備金の積立水準が低くなります。

危険準備金

実際の保険事故の発生率が通常の予測を超えることにより発生するリスク(保 険リスク、第三分野保険の保険リスク)、予定利率を確保できなくなるリスク(予 定利率リスク)、変額保険・変額年金保険の保険金等の最低保証に係るリスク

(最低保証リスク)に備えて積み立てる準備金です。

劣後ローン・劣後債

破産などが発生した場合の元利金返済が、他の一般債権者に対する債務の 返済よりも後順位に置かれる旨の劣後特約が付された無担保の貸付金・債券 です。

ソルベンシー・マージン比率

938.5 %

(12)

04

経営 動と決算の概況

04

88,993 25.0% 64,380

19.2%

(単位:億円) 項  目

実質純資産額

一般勘定資産に対する 率

平成26年度末 平成25年度末

95,156 26.6% 平成27年度

*「保険業法第132条第2項に規定する区分等を定める命令」第3条第2項の規定に基づき算出しています。

(詳細は、P169をご覧ください)

※責任準備金の積立方式については、下記説明をご覧ください。

健全な経営を維持していくための純資産額を備えています。

 「実質純資産額」とは、有価証券や不動産等を時価評価した資産から責任準備金や配当準備金等のご契 約にかかわる負債等を差し引いたものであり、決算期末の保険会社の健全性の状況を示す行政監督上の指 標の一つです。この数値がマイナスとなると、実質的な債務超過と判断され、監督当局による業務停止命令等 の対象となることがあります。

 平成27年度末の実質純資産額は、9兆5,156億円(前年度末差6,163億円増)となり、一般勘定資産に対す る比率は26.6%(同1.6ポイント増)と、引き続き財務基盤の健全性を維持しています。

実質純資産額

9 5,156 億円

責任準備金は健全な積立方式を 用

 保険会社が将来の保険金等の支払いに備えて積み立てる準備金を責任準備金といい、平成27年度末の当社の責 任準備金は、31兆609億円です。

 当社では、個人保険および個人年金保険の責任準備金については、法令に基づき、標準責任準備金対象契約は

「標準責任準備金」を積み立て、保険金等の支払いに備えています。

 また、標準責任準備金対象外契約についても、法令上最も高い積立水準となる「平準純保険料式」を 用し、積立 率は100%となっています。

※1 積立方式および積立率は、個人保険および個人年金保険を対象としています。なお、団体保険および団体年金保険の責任準備金は積立方式という概 念がないため、上記には含んでいません。

※2 積立率については、標準責任準備金対象契約に関しては平成8年大蔵省告示第48号に定める方式により、また、標準責任準備金対象外契約に関して は平準純保険料式により計算した保険料積立金、および未経過保険料に対する積立率を記載しています。

(詳細は、P193をご覧ください) 標準責任準備金

対象契約

標準責任準備金 対象外契約

(危険準備金を除く)積立率 ※2 積立方式

区 分

内 総理大 が定める方式

(平成8年大蔵省告示第48号)

内 総理大 が定める方式

(平成8年大蔵省告示第48号)

平準純保険料式 平準純保険料式

100% 100%

内 総理大 が定める方式

(平成8年大蔵省告示第48号)

平準純保険料式

100%

平成25年度末 平成26年度末 平成27年度

個人保険およ 個人年金保険の責任準備金の積立方式・積立率※1

(13)

04

経営 動と決算の概況

04

107

※日経平均株価・TOPIXは、仮に当社ポートフォリオが日経平均株価およびTOPIXにフル連動するとした場合です。

 なお、株価指数と当社ポートフォリオの過去の連動性を用いて算出した場合、日経平均株価8,000円程度、TOPIX650ポイント程度です。

※1 有価証券は、時価のある有価証券に加え、時価を偉 することが極めて困難と認められる有価証券(外貨建の子会社株式及び関連会社株式等)の為替評価等の 含み損益相当額を記載しています。有価証券には、金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められるもの等を含んでいます。

※2 土地は「土地の再評価に関する法絴」に基づき、明治生命は平成11年度末に、安田生命は平成12年度末に時価評価を実施しました。これによる評価差額を「再 評価差額」に記載しています。なお、土地には借地権を含んでいます。

※3 「その他」には、デリバティ 取引等の含み損益相当額を記載しています。なお、デリバティ 取引は一部 ッジ会計を適用しました。本表には ッジ会計(繰延 ッジ・特例処理)適用分の含み損益を記載しています。 ッジ会計適用分のうち時価 ッジ適用分の差損益(平成25年度末:通貨関連 406億円、平成26年度 末 通貨関連 709億円、平成27年度末 通貨関連894億円)および ッジ会計淆適用分については、評価損益を損益計算書に計上しており、含み損益相当額は ありません。

(詳細は、P215をご覧ください)

※1 売買目的有価証券以外の有価証券のうち、時価のある有価証券等の含み損益相当額を記載しています。

※2 その他共計には買入金 債権等を含んでいます。

(詳細は、P210をご覧ください) 区  分 有価証券※1

     評価差額      オフバランス

※2

     再評価差額      オフバランス そ の 他※3

合  計

資産全体の含み損益の状況(一般勘定)

項  目 公社債

株式 外国証券 その他 計※2

有価証券の含み損益の状況(一般勘定)※1

(単位:億円)

(単位:億円)

52,998 39,800 13,197 2,905 2,048 857 277 56,182

57,805 31,760 26,045 3,317 2,020 1,297 585 61,707 平成26年度末

31,772 25,090 6,682 2,684 1,989 694 88 34,545 平成25年度末

16,735 24,172 11,371 52,767

31,610 17,877 8,287 58,204 平成26年度末

11,055 14,617 5,690 31,704 平成25年度末

平成27年度

平成27年度

堅実な資産内容で6兆円を上回る含み益を確保しています。

 「含み損益」とは、保有している資産の時価と帳簿価額との差額を指し、保険会社の企業体力を表わすもの の一つです。平成27年度末は、一般勘定の有価証券で5兆8,204億円(前年度末差5,437億円増)、一般勘定 資産全体で6兆1,707億円(同5,525億円増)の含み益を確保しています。

 なお、株式含み損益がゼロとなる水準は、日経平均株価で8,100円程度、TOPIXで650ポイント程度です。

評価差額

生命保険会社の保有する有価証券のうち、「売買目的有価証券」、「責任準備金 対応債券」、「満期保有目的の債券」、「子会社・関連会社株式」のいずれにも分類 されない「その他有価証券」については、時価で評価し、貸借対照表に計上して います。この「その他有価証券」の簿価と時価との差額を「評価差額」といい、プラ ス〈含み益〉の場合は税効果相当額を負債の部の「繰延税金負債」(マイナス〈含 み損〉の場合は資産の部の「繰延税金資産」)に計上し、残額を純資産の部の「そ の他有価証券評価差額金」に計上します。

オフバランス

簿価と時価との差額のうち、貸借対照表に計上されていない含み損益を「オフ バランス」として記載しており、「責任準備金対応債券」、「満期保有目的の債券」、

「子会社・関連会社株式」の含み損益、土地の簿価(再評価後)と時価の差額な どが該当します。

「資産全体の含み損益の状況」や「有価証券の含み損益の状況」は、生命保険会 社が保有している資産の実質的な含み損益の状態をお知らせするものであり、 この「オフバランス」部分も含めて開示しています。

含み損益

6 1,707 億円

(14)

04

経営 動と決算の概況

04

さまざまなリスクに対応するため、財務基盤の強化に取り組んでいます。

自己資本等の充実

 健全性の高い財務基盤を構築するため、運用環境の急激な変化や、大地震・パンデミック等、さまざまなリス クに備え、価格変動準備金、危険準備金等からなる内部留保を積み増し、自己資本等の充実に努めています。  平成27年度においては、価格変動準備金、危険準備金の積み増し等により、内部留保等は平成26年度末 から925億円増加して、2兆2,895億円となり、総合的なリスクへの対応力が向上しています。

 また、経済価値ベースの保険負債の評価や資本規制の導入に備えて、個人年金保険と変額保険に追加の 責任準備金を積み立てるとともに、平成27年度には、劣後債を発行しています。

 その結果、内部留保等と追加責任準備金と劣後債の合計金額は3兆2,357億円となりました。今後もさら に強固な財務基盤の構築に取り組んでいきます。

32,357億円

26,494億円

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000

6,700億円 6,604億円 5,106億円 5,439億円

7,300億円 6,755億円 5,514億円 7,078億円 2,383億円

29,228億円

7,300億円 6,673億円 5,222億円 7,258億円

劣後債 追加責任準備金 価格変動準備金・価格変動積立金 危険準備金 基金・基金償却積立金 その他

平成25年度末

※剰余金処分を反映させた数値です。

平成26年度末 平成27年度末 その他

危険準備金 価格変動準備金・ 価格変動積立金

基金・基金償却積立金 追加責任準備金

追加責任準備金 劣後債

内部留保等

(億円)

2 兆 2,895 億円

■内部留保等

通常想定できる範囲を超えたさまざまなリスクに対応するため の性格を有しているものであり、当社においては、基金、基金償却 積立金、価格変動準備金、危険準備金、事業基盤強化積立金等 で構成されています。

7,078 億円

■追加責任準備金

国際会計基準による保険負債の経済価値評価(時価評価)導入に 備え、個人年金保険の一部を対象に平成19年度から3年間にわた り、責任準備金を積み立ててきました。平成22年度以降も新たに 年金支払を開始するご契約を対象に積立てを実施しています。ま た、平成26年度には変額保険等にも積み立てています。

2,383 億円

■劣後債

「劣後債」とは、一般の債権者よりも債務弁済の順位が劣る社債

のことをいいます。つまり破綻等が発生した場合、お客さまへの 保険金のお支払いや他の債権者への支払いをすべて終えたあと に返済される債務となります。このため、社債の一種ではありま すが自己資本に近い性格を有します。

財務の健全性の更なる向上のため、また資本調達手段の多様化 の観点から、平成27年度においては20億米ドルの劣後債を発 行いたしました。

925 291 82

520 22,895

5,514 6,755 1,000 7,300 1,840 7,078 2,383 32,357

179 2,383 3,129 項  目

内部留保等A

うち価格変動準備金・価格変動積立金 うち危険準備金

うち事業基盤強化積立金 うち基金・基金償却積立金 うち基金償却準備金 追加責任準備金 劣後債C

A+ +C

前年度 差 平成27年度

※剰余金処分を反映させた数値です。

(単位:億円)

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